前回は高砂市が誇るパワースポット、「石の宝殿」についてご紹介した。生石神社近辺の閑静な散歩道もさることながら、浮石の迫力は凄まじいものだった。
LINK【石の宝殿】東播一のパワースポット・水に浮く巨大岩とは!?
所変わって、本日は兵庫県姫路市西脇にある、近年「鬼滅の刃で炭治郎が切り裂いた岩に似てる」と認知度が高まっている巨岩をご紹介したい。
姫路市と言えば国宝・姫路城や紅葉スポット・好古園、映画ラストサムライの舞台にもなった書写山圓教寺など、多くの観光資源があることで知られる。
お越しの際は是非泊まりで来ていただきたい(地元民は切に願う)。
しかし、真のパワースポットはこれらの有名観光地にあらず。
市街地からバイパスに乗り、15分ほど走ったのどかな住宅地に、まるで隠れているかの如く、それは奉られている。
「破磐神社のわれ岩」だ。
LINK破磐神社われ岩の動画はこちら
破磐神社われ岩
無料駐車場:入り口のお墓前(1台〜2台程度のスペース)
破磐神社の割れ岩はバイパス太子北ランプから、車で5分少々のところにある。まず、多くの方が勘違いしているが、割れ石は破磐神社にはない。
神社から車で5〜10分くらいの山の麓にある。
現地までの道はやや狭いローカルチックな場所だが、「破磐神社起源のわれ岩 ここから80m」と書かれたサインが手前にあり、迷うことなく到着出来る。
ちなみにわれ石へと続く場所は墓地だ。
地元の方や山で作業をされている方が車輌で横切ったりもするので、墓地の手前の空いたスペースに邪魔にならないよう駐車しよう。
*取り回しの苦労する横幅の広い車では、少し切り返しが大変かもしれない。
LINK【特設ページ】播州地域一覧
聖なる竹林
まず驚いたのが、割れ岩までに通らなければいけない竹林だ。立派な竹が所狭しと生い茂り、静寂という言葉にふさわしい “silence ” を作り出している。
とんでもなく静かで心休まる場所である。まさか姫路にこんな所があったとは … 。あまりにも雰囲気が良すぎて、「聖なる竹林」と名付けてしまった。
是非播州民の間で広まって欲しいものだ。
姫路の穴場パワースポット
そして、いよいよお目当の、「破磐神社起源の大磐石」お目見えだ。こちらの割れ岩の起源についてはこの説明書きをお読みいただきたい。
非常に大きい。石の宝殿もすごい迫力だったが、こちらは外に置かれている分、野生感が半端ない。さすが知る人ぞ知る、姫路の隠れパワースポットだ。
前から見るのも良し、後方に回ってその背中の大きさを感じるのも良しだ。
LINK【特設ページ】播州地域一覧
岩石にしめ縄が施されていると、なぜこんなにも神聖なるものになるのだろうか。そう考えていた矢先、心臓が飛び出そうな出来事が …
謎の女性
岩の中から人の大きさほどもあろう大蛇が … 出てきたわけではないが、岩の後ろから、
「すみませ … ん」
と女性が突如現れた。あまりの静寂っぷりに人の気配を感じていなかったので、
「うおっ」
とびっくりしてしまった。そして、その女性も「うおっ」となって、変な空気が流れる。どうやら写真撮影のお願いだったようだ。
上のリンク先の記事に、われ岩の様子を動画に残しているので、もし良ければ見て頂きたい 。穴場感満載で、自然好きの人々が興奮すること間違いなしだ。
うっかり「いいね」ボタンを押してもらえれば、その乗りで兵庫県播州エリアに来ていただきたい。
1泊してゆっくり穴場エリアをまわっていただけると、大変嬉しいです。
LINK【YouTube】播州鬼散歩が歩く、播州地域の美しい景勝地