バイパス高砂西あたりから見える岩山(竜山)に引き寄せられ、JR 宝殿駅近くにあるナイス散歩コース「生石神社」周辺を散策してみた。
あえて生石神社の本殿には入らず、周囲を散歩したり、山を登ったりと長閑(のどか)な環境に心癒される。
しかし、メインディッシュは散歩にあらず。
そう、播州一のパワースポットとの呼び声高い「石の宝殿」である。
アクセス
石の宝殿は生石神社本殿内に祀られる、池に浮かぶ巨大岩のことらしい。
アクセスはバイパス高砂西ランプから車で5分、JR宝殿駅から徒歩20分付近の生石神社だ。
この写真の入り口鳥居手前に無料駐車場があり、非常に敷地は広いので満車になることはまずないだろう。
石の宝殿
受付にいるお姉さんに挨拶をし、いよいよ境内の中へ。こちらで拝観料¥100を払い、何やら薄暗い隔離された場所へと足を進める。
暗くてちょっとドキドキする。
中に入るとしめ縄が施された巨大な岩が出現する。
なんちゅう巨大な岩なんだ …
誰がどうやって運んできたんだ …
この岩に見られる褐色の模様は、火事が起こった際についたもののようだ。なんとも神秘的な色をした岩に見える。
岩が大き過ぎて、一体どのように写真を撮れば良いのかが分からない。が、ただ1つ言いたいことはここは紛れもなくパワースポットな雰囲気を醸し出している。
浮石って本当?
次にあの噂を確かめてみることにした。「石の宝殿は水の上に浮いている」という噂だ。
正面から見ると、明らかに浮いている …
いや、これはどっから見ても浮いてるぞ。逆に本当で期待裏切られた感が出てくるぞ。
可能な限り水面に顔を近づけて、岩の下がどうなっているか覗いてみた。
もう少しで池の中の鯉と接吻しそうなくらい、水面ギリギリから岩を見てみたが、やはり「浮石」というのは噂で、土台の岩石としっかり接着していた。
謎が深まらず逆に良かった。
ぐるりと一周
石の宝殿は宙に浮いているわけではないことが分かり、その後意味もなくこの巨大岩石の周りを何周も何周もしてしまう。
パワースポットだからだろうか …。気づけば取り憑かれたかのようにこの周りをグルグルまわり続けていた。「触りたい触りたい」と思いながら …。
迫力満点の石の宝殿様にお礼を告げ、右手の出口からここを後にした。
石にしめ縄をつけると、神聖さが100倍増しになることも分かった。