21世紀版商売の神様たむけんさんがロケに来られ、動物と戯れたり(ヨーデルの森)、すすきの大地に照らされたり(砥峰高原)、日本一の鍋を食したりと、神河町の魅力に迫っていた。
LINK【ノルウェイの森ロケ地】兵庫県神崎郡神河町の砥峰高原完全ガイド
そして、その際一緒に紹介されていたのが、播但線長谷駅近くにある「龍軍の滝」。
地元の人々に愛されてきた、知る人ぞ知る秘境だ。
龍軍の滝
〒679-3102 兵庫県神崎郡神河町栗
無料駐車場:なし(長谷駅西側 213 号線沿いに、公民館横に無人観光案内所があり、そちらに数台停められるが、案内所利用者に限られている)
お手洗い:なし(付近にも全くない)
龍軍の滝へ行くのに目印となるのは、やはりレトロステーションの長谷駅(播但線)だ。
ここから市川沿いをひたすら北上する。
そこからは「龍軍の滝 ↑ 」と表示された杭が、地面に所々打ち込まれているので、現地まで迷うことはないだろう。
LINK【特設ページ】播州地域一覧
滝へと続く林道
しばらく道なりに行くと、このエリアを紹介する Map があり、その先には龍軍の滝への入口となる、防獣フェンスの扉が現れる。
隣にはヤマビル除けの塩水スプレーが用意されている(えっ?出るのここ?)。
中に入ると正面に広い道が見えるが、こちらは進まず左の上へ上がる細い通路が正しい道となる。
道を挟んで左右両側に林が広がり、倒木に広がる緑の苔が神秘的な雰囲気を醸し出している。
ちなみに道の傾斜は緩く、スニーカーでも歩行は可能なレベルなのでご安心を。
町内一の渓谷?
そしてそこが山間の渓谷であることを知る。
これまで幾たびも神河町を訪れたが、このような光景に出会ったのは、砥峰高原裏の険道39号線を通って以来だ。
いや、自然の荒れた渓谷という意味では、初めてかもしれない。
興奮冷めやらぬ中目線を前にやると、木でできた小さな休憩所があり、その先に現れた龍軍の滝。
龍軍の滝
龍軍の滝は落差15m、3段から成る神河町内でも大きい方の滝だろう。
この日は水量が少なかったため、写真ではかなり迫力に欠ける。
しかし、荒れた渓谷と、あちこちから聞こえてくる滝壺に水が落ちる音で、この場所に身を置くと何かとんでもない場所にやってきたように感じてしまった。
滝最上段へも登れる通路が整備され、冷えた水に触りに行くのも良いだろう。
私がそれを行った際は、岩肌に謎の生物が無数にへばりついており、気持ち悪すぎてドキドキが止まらなかった(その様子は動画で)。
上段から遠くまで続く渓谷を見ると、凄く迫力があり滝と同じくらい見る価値があると思う。
入口から滝までは5〜10分で到着出来るはずなので、皆様も是非一度このテレビでも取り上げられた滝を見に行かれてはいかがか?
LINK【YouTube】播州鬼散歩が歩く、播州地域の美しい景勝地