前回、私の目の保養地・小野市・鴨池で夕暮れ時の鴨を見て癒される様子をご紹介した。しかし、ここまで来て鴨池だけ訪問というのはもったいない。

LINK【播州鴨と戯れよ】小野市・鴨池のフォトジェニックな光景

なぜならこのすぐそばには「日本一低い小野アルプス」という、とんでもない角度の岩山で有名な紅山があるからだ。

とんでもない岩山と言えば、以前すんごい場所を登らせる高砂市・鹿嶋神社ルートの高御位山ハイキングをお伝えした。

LINK【播州のアルプス】高御位山・鹿嶋神社ルート(高砂)完全ガイド

ハイキング完了後、車を反対側に置いてきたことを忘れ、下道1時間半歩くという結末だったことは記憶に新しい(よね?)。

しかし、この小野アルプス・紅山の岩登りはこれまたレベルが違う。恐らく播州地域を超え県内一位を争う、迫力のある岩登りハイキングだ。

鴨池からのルート含め、今回はこちらをご紹介する。動画も見てね、長いけど。


 小野アルプス・紅山

まず、「小野アルプス小野アルプスってなんぞや」と思われた方、上の写真の看板を読んでくだされ。そういうことだ。

ちなみに紅山までは、鴨池無料駐車場から徒歩でアクセス可能。歩いて10分少々、女池(鴨池)沿いに歩いていくと、看板がありそれに従って歩いて行けば辿り着く。

下のビデオに、鴨池から登山口までのルートを撮ってあるので、よろしければ見て欲しいな。

 登山口

そうして着いた登山口。奥の方は暗くて見えない。何やら怖い雰囲気を醸し出しているぞ(山は大体そんなもん)。

しかし、この辺り、景色が素晴らしい。

夏場は一面に稲穂が広がり、空の青と大地の緑が調和した光景が広がる。こんな光景もう家の周りでは見れ養い。あっちもこっちもアパートだらけだ。皆アパート経営で狂ってる。

そして、この稲穂が広がる場所の反対側には、綺麗な公衆トイレがある。恐らく最近作られたのか、田舎には似つかわしくないくらい清潔だ。ありがたい。

ちなみにこのトイレの向こう側に車を停められる。鴨池から歩く時間がない人は、こちらにダイレクトに来るのもありだ。



 看板が歓迎する山中

まず、ハイキングに慣れていない方々、心配する必要はない。この紅山、いったん中に入ると、あっちにもこっちにも分かりやすい看板が気にかけられている。

これだけ丁寧に表示されたら、迷いたくても迷えない。山の中のスリル感は薄れるが、健康散歩をモットーの播州鬼散歩的には満点をあげたくなる看板の数々だ。

いやいや、看板どんだけあるんだ。あり過ぎて、ドラクエに出てくる宝石箱(モンスター)に見えてきて、ちょっと怖くなった。恥ずかしながら足を早める。

 播州一の岩山

そうして森の中を表示通り進んで行き、途中結構急な勾配を登り、ぜ〜ぜ〜言いながら着いたのが、この紅山のメイン超絶剥き出しの岩山だ。

これ角度が伝わるだろうか? 結構急なのだ。そして、案外楽に行けちゃいそうなのだ。丁度良い塩梅なのだ。

いざ登り始めると、… いやいやなかなか急だ。カメラなんて手で持ってたら落としかねないので、すぐにバッグにしまった。

しかし、普通のスニーカーで登れてしまうところが、やっぱり良い塩梅なんだなこれが。

頂上に着くと上から小野中の山や池、高速道路なんかが見えて、その光景はなかなか素晴らしい。

個人的には夕暮れ時の光景がだいぶん良かったから、さっきの動画(夕暮れ時を映しているので)見てね。

同じタイミングで登ってきたお父さんも、紅山からの絶景に舌鼓。ちなみに頂上は割と広くて、お弁当やコーヒーなんかを持ってきて、休憩がてら頂いてる人も多かった。

私も次回は何か持ってこよう。