3月に入り、兵庫県播州地域も気温がだんだんと上昇してきた。
春の訪れを示すような光景が、ちらほらと見られる毎日だが、やはり皆さんの興味は桜の開花時期だろう。
LINK【4kmの桜トンネル】おの桜づつみ回廊の絶景ポイント
しかーし、ちょいと待っておくれ。
毎年春になると桜より先に開花するものがあるだろう。
そう、梅の花。播州地域にも梅の木で有名な場所は多くあるが、西日本一美しいと呼ばれる場所がある。
それが本日お伝えする、たつの市御津町にある「綾部山梅林」だ。
↓↓↓ 動画で散歩気分を味わおう ↓↓↓
綾部山梅林
〒671-1301 兵庫県たつの市御津町黒崎1492
Tel: 079-322-3551
営業時間:9am ~ 5pm
駐車場:¥500
入場料:¥500(梅ジュース引き換え券付き)
綾部山梅林は、たつの市御津町・新舞子海水浴場のやや北西にあたる場所に位置する。
駐車場は広大で数百台が停められそうだが、2021年満開だった3月8日(月)の前日は、なんと1日で1,500台もの来訪客があったそうな。
それほどこの場所の梅林は規模が大きく、年々有名になりつつあることが分かる。
続く坂道
駐車場を抜け入口へ進むと、地元で取れた野菜が販売されていたり、梅の木の枝が配られていたり、街をあげてこの場所を盛り上げているのが分かる。
綾部山梅林は基本的に登り坂をひたすら進むのだが、坂自体はそれほど急ではなく、梅林の薫りと美しい景色にどんどん散歩が進む。
絶景ポイントと呼ばれるまでの道中には、いくつもの撮影ポイントが存在するが、日中はやはり人が多くお互い譲り合って写真を撮っているようだった。
撮影景色を独占したい人は、平日のオープンを狙うのがベターだろう。
↓↓↓ 動画で散歩気分を味わおう ↓↓↓
連なる梅林
約2万本の梅林が綾部山の広陵を連なり、遠くから見るその光景はまさに圧巻だった。
青空をバックに、白梅と紅梅のコントラストが美しく、ひたすらシャッターを切りまくってしまった。
また、この場所が「西日本一美しい梅林」と呼ばれるのは、そのすぐ後ろの海(播磨灘)も見渡せるからで、梅林のある場所から海が見えるのは全国的にも珍しいようだ。
頂上からは青空、瀬戸内海、沿岸部の工場地帯、西播地区の街並み、御津町の菜の花畑が同時に見渡せ、その光景を見ているだけで何だかスーっと胸の痞(つか)えが取り除かれるようだった。
梅林観賞後
綾部山梅林の入場券には、梅ジュースとの引き換え券が含まれており、食堂(まねき食品の食堂のさらに右奥)でジュースをもらえる。
近辺では、猿まわしなどの催し物が行なわれており、多くの人で賑わっていた。
私も是非見たかったのだが、急用ですぐに帰る必要があったため、泣く泣く退散。
菜の花畑
すぐに帰らなければならなかったが、どうしても寄り道したい場所が。
そう、頂上から見た美しい景色に、まるでアクセントの様にあった菜の花畑。
御津町では菜の花まつりが開かれているようだが、本当に菜の花の咲く様子は美しかった。
遠くから見たら本物の人間かと思ったが、実は全てかかしで、その衝撃は安富町の奥播磨かかしの里以来の衝撃だった。
綾部山梅林の見頃はまだまだ続くようなので、まだの方は是非心癒されに向かわれてはいかがだろうか?
↓↓↓ 動画で散歩気分を味わおう ↓↓↓