穴場の宝庫として知られるこの町を、2021年はたくさん散歩してきた。
そして昨年、この町で年内最後の散歩地として選んだのが、長谷地区にある「エルビレッジおおかわち」だった。
こちらは YouTube のコメントで、長谷出身の方におすすめして頂いたが、その施設の雰囲気や周囲の風景が非常に美しかった。
あまりネットや YouTube で取り上げられていないので、自分的にレア記事&映像だと思い込んでいる。
エルビレッジおおかわち

営業時間:10am ~ 5:30pm(木〜日)
無料駐車場:あり(数十台が駐車可)
お手洗い:あり
エルビレッジおおかわちは、神河町が誇る砥峰高原手前、長谷ダムの麓にある関西電力大河内発電所の PR 館だ。
LINK【播州のスイス】新緑の砥峰高原がすすきよりもおすすめなワケ!
施設への入館は無料で、駐車場も数十台が駐車可能なので非常にありがたい。
営業が木曜日から日曜日と限定されていることだけ注意したい。
犬見川の風景

残念ながら美しい紅葉風景は見られず仕舞いだったが、それでも施設前を流れる犬見川と、神河町の山々が織りなす風景は、心穏やかになるほど壮大で美しかった。

犬見川周辺は、大きな木が川に沿って立ち並んでいたので、春夏にはまた違った緑の景色が見られることだろう。
施設へと渡るこの橋からは、奥に見える階段上の風景と、橋を囲む2本の大木が物凄く絵になっている。

将来理系に進みたいキッズにとって、勉強と自然同時体験出来る場所となっている。
関電 PR 館

橋を渡って階段を上がると、とんでもなく美しい中庭が広がっていた。
紅葉には間に合わなかったが、落ちた葉がオレンジの絨毯となって、歩くだけでため息が出るほど心が安らぐ … 。

エルビレッジおおかわちは発電所隣にある “関西電力 PR 施設” だが、「電線ばっかりありそう」なその名前とは裏腹に、施設は木で造られた非常に温かみの感じる場所だった。


後ほど動画を見ていただきたいが、神河町のマスコットキャラクター、カーミンをモチーフにした絵本や、知育教育グッズもたくさん発見した。
電力に関する知識や、大河内発電所の歴史を学べるスペースもあり、大人も子供も大好きになれる場所だ。
中庭の遊具

周囲の自然風景を見ながら、アスレチック遊びや、ベンチでお弁当を食べたり、ファミリーでゆったりと時間を過ごせるような仕掛けがされている。
LINK【特設ページ】播州地域一覧

毎日せわしない生き方が求められる現代社会において、こんなにゆったりと時間が過ごせる場所が他にあっただろうか … (いや、ない)。
この中庭から美しい犬見川を見下ろし、ふと私は感じてしまった。
現地の詳しい様子は、動画でご確認頂けると嬉しい。
少しでもお役に立てたなら、チャンネル登録してもらえると、また歩く活量になりますので、よろしくお願いします。