様々なアウトドアスポットや、播州一の規模を誇る赤松氏・置塩城跡など、子供から大人まで楽しめるエリアとして知られる。
当然、山の多いエリアであるから、低山ハイクから雪彦山のような本格的な登山まで楽しむことも可能だ。
本日は私のような低山ハイク愛好家におすすめの、「ゆめさきの森公園」についてご紹介したい。
夢前の森公園の裏山からは、通宝寺山、小坪山へと周回が可能で、歩き易さと肉体的負荷(アップダウン)をお求めの方は、マストゴーな場所なのだ。
ゆめさきの森公園
TEL: 079-337-3220
営業時間:9am ~ 5pm
無料駐車場:あり(数十台)
お手洗い:あり(水洗)
ゆめさきの森公園は、日本一の布袋さんやあじさいストリートで知られる弥勒寺の奥に位置する、野外活動センターのこと(施設は完全無料)。
エリアにはお子さん達がはしゃぎ回れる芝生の広場や、ピクニックに来られた方が食事が出来るように、テーブルやベンチなどが多数ある。
休日になると家族連れの方々や、散歩・ハイキングに来られたシニアの方々で活気ある場所となっている。
LINK【相生市】感状山城跡登山ガイド
園内には珍しい野鳥がやってくることもあり、バードウォッチングされる方の姿もよく見られる。
自然好きの人にとってもマストゴーな場所と言えるだろう。
野鳥観察の聖地
芝生の広場を抜け、山側へ通じる道を進むと、大きな池が現れる。
その隣をめっちゃ気まずく通り抜けると、今度は木漏れ日が差し込む林が現れる。
木漏れ日溢れる世界
山からは先程の池へと繋がる小川が流れ、そのせせらぎを聞きながら木漏れ日の中を歩く、極上の林道散歩が味わえることだろう。
順路には休憩スペースも所々用意されており、こちらでクールダウンして心を癒してもらいたい。
音がほとんどしない場所で、川のせせらぎと野鳥の声だけが響き渡り、いかに我々が日常で雑音に囲まれているかが分かる瞬間だろう。
フィールドサイン
天井へと繋がる林道は、ゆっくりペースで約15〜20分ほど続くが、よく見るとあちこちに動物の気配(足跡やフン)が感じられる。
私も夢前町の低山ハイクでは、鹿と出くわすことが多く、いつも辺りを見渡しながら緊張感を持って歩いてしまう自分がいる。
この辺りでは熊の出没は聞かないが、夢前町北部ではよく出没情報が流れているからだ。
美しい眺望
そして、山の天井へと着くと、「← 見晴らしの道」と「岩山の道 →」と書かれた標識が現れる。
その名前とは対照的に、見晴らしの道を進めど綺麗な風景は見られない。
木々が生い茂り、視界を塞いでしまっているためだ。
播州を見下ろす眺望を見たければ、岩山の道の方へと進み、果てしなく続くアップダウンを進むと、播磨灘まで続く播州の風景が見られる。
そしてここから、冒頭触れた周囲の低山へと周回することができ、時間が許す限りアップダウンのハイキングを楽しむことが出来る。
ゆめさきの森公園からの短いハイキングの様子は、いつも通り映像でお見せしているので、よろしければご視聴下さい。
LINK【YouTube】播州鬼散歩が歩く、播州地域の美しい景勝地