「何だこれは …」
と知らない人は驚愕するほど、表面が削られ石が直立しているような山がそびえ立つ。竜山である。
竜山付近には「石の宝殿」と呼ばれる巨大岩石を祀った生石神社があり、高砂市が誇るパワースポットとして、近年名を馳せている。
そんな生石神社付近はお年寄りや子供達にちょうど良い散歩コースで、休日はリュックサックを背負ってある人達がよく見られる癒しスポットでもある。
付近を散策してみた。
生石神社
生石神社はバイパス高砂西ランプから車で5分、JR宝殿駅から徒歩20分付近にある、高砂市民にとってはメッカ(聖地)的神社だ。
この写真の入り口鳥居手前に無料駐車場があり、非常に敷地は広いので満車になることはまずないだろう。
徒歩で
宝殿駅から徒歩で行くと、高砂市総合体育館の先が入り口道になる。
このようなゴツゴツした石の道が続く。さすが石の宝殿だ。
しばらくすると、「生石神社」と書かれた鳥居が現れ、やや急な石の階段をのぼって神社へと入って行く。
この階段、一段一段高さがあって結構急だ。先ほどの道を直進すると迂回して神社へ着けるので、お年寄りは無理なさらないように。
車で
車を停め、鳥居をくぐりのぼって行く。
まず見えてるのは「国史跡 石の宝殿 及び竜山石採石遺跡」と書かれた石碑だ。すごい場所のようだ。
龍の形をした置物から水が出ている。柄杓で手と口を清めるが、いつもより厳粛な気分がする。龍が効いている。
もうこの時点で写真撮りまくりだ。
坂をそのまま上がっていくと綺麗なトイレもある。なんて素晴らしい場所だ。そういえば、高砂市の観光スポットにあるトイレは必ず綺麗だ。
感謝の気持ちでいっぱいだ。
本殿
しばらくいくと本殿が見えてきた。
立派な建物だ。実はこの生石神社本殿を進むと、播州を代表するパワースポット「巨大浮石」が見られる。が、今回はちょっと横道を外れてみよう。
本殿の横には上へ上がる階段がある。
足元は良いが、そこそこ急だ。お年寄りは気をつけよう。
この中腹付近から竜山や高砂市の街並みが一望できる。もう最高だ。すでに。
まだかよ。何があるんだその先に。
山頂
山頂に着くと「大正天皇行幸之跡」と書かれた石碑が建てられている。向こう側には高御位山が見え、なんとも壮大な光景だ。
そして南側には竜山の砕石場が … 。壮大だ。
この辺ではしゃぎ回ってみた。
個人的にはこの石碑を裏側から見た光景が、一番グッときた。スピーチレスだ。さて、それではいよいよ生石神社の本殿へと行ってみようか。