香川県三豊市「父母ヶ浜」への遠征が大成功に終わったわけだが、翌日は金刀比羅宮(こんぴらさん)参拝を予定していた。
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私は高齢の両親と祖母がいるので、ずっと自粛に耐えて来ていたが、今回はそれに対しての恩賞として、ちょっとゆっくり出来そうな宿を予約していた。
それが、かつて国の登録有形文化財に指定された、建物(旧敷島館)の古材を再利用し、圧倒的老舗旅館の雰囲気を再現した「共立リゾート」さん四国初の宿「敷島館」さんだ。
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噂には聞いていたが、まさに竜宮城みたいな場所で、帰宅後逆に困ってしまった。
今回はそのもてなし、お風呂、夕食、朝食、感染症対策など、客が気になる目線でレポートしてみたい。
敷島館
無料駐車場:あり(旅館裏)
今回の四国への旅は、父母ヶ浜がメインだったが、こんぴらさんへの参拝もそれと同じ位楽しみだった。
私は以前までよくこちらへ父と参拝にやって来て、二人で温泉に浸かってリフレッシュしていた。
特段何があるわけでもないが、ひたすら続く石段を登り、息を切らす感覚がたまらないのだ。
敷島館さんはその金刀比羅宮表参道という、非常に便利な立地に建てられた、恐らくこの辺りでは一番新しい温泉旅館だ。
凄げーアメニティ
じゃらんで見ていて、高価格帯にも関わらず予約せずにいられなかったのは、口コミでも多く寄せられていたそのモテなし。
共有スペースにはお茶やお菓子(取り放題)が常備され、多くの来訪客がそこでのんびりした時間を過ごすことが出来る。
キッズも引きまくりだ。
そして、自分好みの浴衣や枕が選べたり、氷(部屋飲み用かな?)や氷入れまでも各階に用意されている。
ちなみに関係ないが、廊下の畳の感触も歩いていて普通より良かった気がするが、これは持ち上げ過ぎだろうか?
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無料貸切風呂
敷島館さんに泊まって一番堪能出来たうちの1つが温泉だろう。
当然ながら新しいので、広々とした大浴場はソーシャルディスタンスも取れ、尚且つ色々な仕掛けがあり寛ぐことが出来た。
しかし、こちらはなんと計4つの無料貸切風呂が用意され、さらに安心して温泉を満喫することが出来た。
貸切風呂は入口前に「空き」かどうかが表示されているため、空いている所に予約なしで入るシステムだ。
こちらは私が全部試した結果、一番良かった貸切風呂「陶」。
字の通り、陶器で出来た湯船に浸かり、チョロチョロチョロと温泉が湯船に流れる音が、凄まじくリラックスさせてくれた。
そしてもう1つ、温泉へ行く用の手提げ籠の作りが絶妙に便利過ぎた。どこまでお客目線なんだ。
晩飯
私は大食漢というわけではないが、結構食べれる方なので、「特選会席&料理長厳選の選べる一品料理付き」という名の量特盛プランを選んだ。
内容などはこの後のお品書きや写真をご確認頂きたいが、2日分位食べた気になるほど、量が多く満足出来た。
酒を飲める方や飲む予定の方からすると、若干多く感じるだろうから、大食漢を1名連れていくか腹ぺこで臨むべしだ。
どっかの誰かみたいに無料のスイーツやキャンディーを頬張ってはいけない。
こちらは5つから1つ選ぶのではなく、最大5つ選べる
晩飯
そして楽しみな朝飯。
前にも言ったように、私は晩飯よりもむしろ朝飯の方が気になる、アマノジャク系変態宿泊客なのだが、敷島館さんの朝食はやはり満足いくものだった。
献立は主にバイキング形式で取っていくものと、席まで運んできてくれる固定されたメニューに別れていた。
バイキング形式で取っていくものは、手袋をつけ、マスク着用、一品一品ラップがされており、安心してお替りし放題だった。
もう写真を見てもらえれば分かると思うが、どうやってご飯お替りなしできますのん?本当に4杯食べて、流石にうどんは控えてしまう始末。
自ら焼くスタイルの魚やじゃこ天
米も味噌汁ももちろん美味い
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帰りのチェックアウトも混まないように、電話をもらって下に降りるスタイルで、安心して滞在することが出来た。
めちゃくちゃおすすめの宿だ。いつの日か、私も両親を連れて来れる日を楽しみにしている。