緊急事態宣言が全国的に解除された。
今後どうなるのか分からないが、人の急激な移動(旅行)が始まるのは間違いない。
こんな時期に特定の場所をオススメしても良いものか悩ましいところだが、それでも記事を書かずにはいられない場所がある。
それが、近年「日本のウユニ塩湖」と評され、爆発的な人気を誇るビーチ「香川県三豊市父母ヶ浜(海水浴場)」だ。
私は昨年11月にうかがったのだが、それ以来夕日にはまりまくってしまうほど、この地で見た夕日の沈む様子は美しく、「ゾっ」と鳥肌が立ってしまう瞬間を経験した。
幸い、美しい写真も撮ることができ、今回はその絶景反射撮影に必要な条件、撮り方、機材についてシェアしたい。
https://www.youtube.com/watch?v=xMRULd6yMo0
父母ヶ浜

無料駐車場:あり(広大)
香川県三豊市父母ヶ浜は、日本で最も美しい夕日が見られる場所として、近年メディアやテレビでよく取り上げられている。
浜辺からは地理的に広島方面をのぞむかたちになるが、近くに島々がないため水平線に太陽が沈む様子が見られる。
また、干潮の時刻にはあちこちに水たまりができ、それを活用してリフレクション(反射)撮影が行なえる場所として有名である
カフェやイベント

父母ヶ浜は近年の爆発的観光客増加もあって、周囲にカフェやケータリングなどの飲食ブースが増えているようだ。
海の家的なものではなく店舗型であるため、コーヒーをすすりながら夕日を眺めるロマンチストになれるだろう。

なんとあの小室哲哉氏も訪れられたとか。小学生の頃よく聞いたなグローブ …。
困難な写真撮影

夕暮れに近づくと、多くの人達がこの場所へ集まってきた。皆父母ヶ浜の美しい夕日を見るためのようだ。
しかし、それは写真撮影者にとってはまさにライバルの出現を意味する。

ところが、どこへ言っても人、人、人。

「いいのが撮れた!」と思ったら、ムッチャ向こうに人が写り込んでいるあるあるが経験出来るだろう。
さらに、干潮時に現れる水たまりが神出鬼没で、1分ごとに範囲や場所が変わっていくので、「もう無理」と実は早々に諦めた奴がいる(ワイ)。
撮影方法

ちなみに水たまりを使ったリフレクション撮影の方法は、“可能な限り地面に近い位置にカメラ(スマホ)をセットし、水たまり部分が画角の下広範囲を覆うような構図” にすると良い。
ミラーレスなどのカメラをお持ちの方にお勧めするのが、Manfrotto ミニ三脚 PIXI だ。

カメラを汚すことなく、安定した写真や動画が撮影出来ることをお約束する。私の写真や動画もこちらを使用して撮影したので、また見て確認いただけたらと思う(チャンネル登録してね)。
低価格であるのに、安定性もあってコスパ抜群だと思う。
おすすめ撮影時間帯

早々にリフレクション撮影を諦めて、浜辺をだらだら散歩していた私は、いつ間にか夕日が沈んでいっているのに気が付く。
ずっと駐車場側の暗闇を見ていて、振り返って海側の沈みかける夕日を見た時、本当に凄まじい程の感動を覚えた … 。

何というか、「ゾッ」として全身鳥肌が立つ程美しかったのだ … 。
まさにその夕日が沈んで人がいなくなった時、前方に広範囲の水たまりが出来て、風が止み完璧なリフレクションが!
カメラを水たまり直前の定位置にセットし、前方の女性にお願いしてポーズをとって頂いた … 。

私の写真はそんな彼らのものには遠く及ばないが、それでも自分のお気に入りの一枚となってくれた。
繰り返し言うが、日が沈みだすと人の数が急激に減る。しかし、水たまり現象は引き続き起こり続けるので、まさにこの時間帯が絶好のリフレクション環境だと言えよう。
皆様も是非一度香川県三豊市父母ヶ浜へ行ってみてはいかがだろうか?息を飲むような光景が堪能出来よう。
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