兵庫県播州地域のスポットをご紹介する当サイトでは、かつて一円を治めた赤松氏城跡をご紹介している。
本日は兵庫県宍粟市山崎町だ。
秋の紅葉シーズンに賑わう最上山の隣にその場所は存在する。
同町長水城の支城だった「篠ノ丸城跡」である。
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こちらへ行くまでの山崎町観光駐車場や現地へのルートなども含め、ご紹介したい。
山崎町観光駐車場
こちらの駐車場は「えっ、ここパチ屋?」と間違えそうになるほど、駐車場が広い(155台駐車可能)。
イベントの時期以外は無料なので、ここへ停めて町の飲食店へ行ったりするのもヨシ。
そして、城跡まではここからまず最上山もみじ山へと向かうが、町の酒蔵通りがとても風情ある。
また通りすがる学生さん達が挨拶してくれたり、気持ち良過ぎてついつい散歩し過ぎてしまった(山崎町の子供や学生さんは必ず挨拶してくれるが、今の時代凄すぎません?)。
町内には城跡までの看板が多く見られ、道に迷うことは恐らくないだろう。
こちらの動画の冒頭に駐車場とそこからの安全な経路をお見せしているので、ご確認いただきたい。
駐車場から10分ほど歩くと、最上山の駐車場が見えてくる。
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適度な山登り
ここから城跡までは15〜20分程度の軽い山登りだ。
そして、特筆すべき点は、やはり山登り中の山崎町の城下町風景だろう。
高い建物のないこのエリアは、揖保川まで一望することができ、その景色がなんとも素晴らしい。
各休憩スポットにはベンチもあるので、ゆっくりと一服しながら堪能して頂きたい。
篠ノ丸城の歴史
篠ノ丸城は、南北朝時代に赤松貞範の長男・顕則が築いたと、「赤松家播備作城記」に記されている。
応仁の乱以降、宇野氏(赤松氏の守護代)が本拠とする長水城(宍粟市山崎町)の支城として、同町・最上山山頂に築かれその役割を果たした。
その後、豊臣秀吉によって長水城とともに落城した歴史を持つ(1580年)。
見所満載
そしてこちらが篠ノ丸城跡。
主郭の南側からその散策は始まるが、堀切、土塁、郭などの遺構がはっきりと確認でき、多くの建物がここにあったと容易に想像がつく。
とりわけこちらの城跡最大の見所と言われる、畝状竪堀群(北側斜面を覆っている)は規模が大きく、支城であるにも関わらず城跡ファンから注目される所以のようだ。
また、二の丸の休憩スペースからは付近の山々の景色も楽しむことができ、歴史好きやそうでない方も十分楽しめること間違いない。
山崎町には飲食店も多いので、テイクアウトをして山頂でお弁当を食べるのもおすすめだろう。
播州(播磨)の歴史は豊臣秀吉の天下統一にも深く関わるので、赤松氏、黒田官兵衛などの歴史的背景を学びながら、城跡散策するととても有意義な散歩となる。
是非一度こちらへお越しいただきたい。
現地の様子はいつも通り映像に残しているので、よろしければご視聴いただき旅の参考にして下さい(よろしければチャンネル登録していただけると悶絶します)。
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