宍粟市にはいくつかの川が縦に流れている。

揖保川、伊沢川、千種川など、いずれも上流へ行くほど水は澄み、その恩恵を一身に受けられるのが宍粟だろう。

日本酒発祥の街として有名だが、川遊びの街としても有名であるべきだ。

本日はそんな宍粟市の道の駅にある、激安デイキャンプ&BBQ(バーベキュー)サイトをご紹介する。

道の駅ちくさ」だ。

LINK【映像で見る】宍粟市千種川の極上キャンプ場


 道の駅ちくさ

〒671-3225 兵庫県宍粟市千種町下河野745-5
Tel: 079-076-3636
無料駐車場:あり(30台以上)

 

道の駅ちくさは、宍粟市山崎町を北上した先の、千種川沿いにある小さな道の駅だ。

売店には地元で採れた野菜が多く売られ、値段もリーズナブルなことからここで野菜を仕入れる人達も多いようだ。

その隣にあるレストランでは、宍粟市が推すジビエ料理などが楽しめるようだが、緊急事態宣言発令時には休業している(実績)。

事前に Web などで確認をとって向かった方が良さそうだ!



 小さな道の駅

道の駅ちくさは、他の道の駅と比べるとかなり規模が小さい。

お手洗い、レストラン、小さなショップ、ドッグラン施設と、まさに田舎の休憩所という感じ。

こちらのショップでは主に地元の野菜が売られ、調理済み食品やお肉などはないので、現地でたんぱく質を調達しようとか甘い考えは持たないでおこう。

どこかのなんとか鬼散歩は「道の駅で唐揚げでも買おう」とおにぎりとポテチだけを持って行った。

食う物に困ったのは言うまでもない。

LINK【映像で見る】宍粟市千種川の極上キャンプ場

 キャンプ場

道の駅ちくさの広い駐車場前にあるのが、こちらの不思議な扉。

そう、これが道の駅裏にある極上キャンプ場への入り口なのだ。

こちらの利用には受付と使用料が必要で、基本料金¥300/人と、区画使用料¥1,000(使用する場合のみ)と大変お安くなっている。



以前お伝えした、姫路の激熱キャンプ場「佐中ふれあいの里」を思い出させる料金設定だ。

LINK【姫路の穴場キャンプ場】佐中ふれあいの里で異空間 BBQ をしよう!

ちなみに入場せずに風景を楽しみたい方には、施設裏のこちらのベンチがおすすめ。

キャンプ場前の山や川を眺めながら休憩出来る、何とも言えないほど落ち着けるスペースだ。

さらに、道の駅ちくさのキャンプ場で特筆すべき点は、スペース中央にいくつかの大木がそびえ立っているところだろう。

すなわちそれは “自然タープ” を意味し、大木が日陰となって素晴らしいキャンプ&バーベキュー環境を整えてくれている。

【snow peak】ベストセラー焚火台(バーベキューコンロにも)

この日も晴天だったが、テントやタープがなくても暑くなさげな様子だった。

また、入り口横には水道蛇口がいくつかあり、通常通り洗い物もこちらで行なえる。

基本料金¥300とは思えないな …。

LINK【映像で見る】宍粟市千種川の極上キャンプ場


 メインは川遊び

もう1つの注目ポイントは、やはりこちらの千種川。

道の駅ちくさキャンプ場は、キャンプサイトから千種川へそのまま入っていけるつくりになっており、多くの親子連れが川で遊んでいた。

【snow peak】ベストセラー焚火台(バーベキューコンロにも)

私も川に足をつけたが、冷んやりしていてとても気持ちが良かった(書いていてこの感想は必要ないと激しく思った)。



川は下流では滅多に見られないほど澄んでおり、川のせせらぎとともに訪問客の目と耳両方を癒してくれていた。

LINK【映像で見る】宍粟市千種川の極上キャンプ場

一点、場所によっては非常に深いところもあったので、小さなお子さんを連れて来られる方々は十分気をつけよう!

道の駅ちくさまでは、車の通りが少ないのでドライブにももってこいで、本当に良い気分転換が出来た。

リーズナブルで、川遊びまで楽しめてしまうこちらのBBQ&キャンプ場は、播州地域でも一二を争うサイトだろう!

是非皆さんも足を運んでくだされ!