アクセス数が投稿してすぐに急増し、お店の注目度がうかがえた。
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しかし、その検索クエリ(検索ワード)を見てみると、「宿場町」、「平福」、と、地名から記事へたどり着いた方々も多かった。
佐用町平福地区への、人々の関心が大きいことの表れに違いない。
この夏、私も町の長閑さに心惹かれ、3度訪問しては町ブラを実行してしまった。
今日はその宿場町平福を、町ブラ目線でフォーカスしたい。
道の駅・宿場町ひらふく
無料駐車場:あり
お手洗い:あり
佐用町平福地区の散策には、「道の駅・宿場町ひらふく」での車の駐車が必須だ。
50台以上駐車が可能(無料)で、広いお手洗いや自動販売機なども多数ある。
宿場町として栄えたエリアからも、徒歩で2〜3分とアクセスも良好でき、体力に不安がある方にとっても便利な駐車場である。
因幡街道
平福地区が宿場町として栄えたエピソードは、平福地域づくり協議会によると …
参勤交代が始まると、鳥取池田藩の「本陣」が設けられ、町の整備が進み宿場町が形成されました。多くの商人が集まり、人や物があふれ、文化が栄え、里謡に歌われるほど因幡街道随一の繁栄を見せるようになりました。明治時代の資料には1.2kmにわたり町家が軒を連ね、72業種180軒の商家があり、屋号看板があったとされています。
のようだ。
ここを通るだけで、ひと昔前へタイムスリップしたかのような気分に浸れるのだ。
もしこの通りの店舗が全て世代交代し、近所に温泉が出来まくったら、北の温泉地・城崎温泉にも負けない町が出来上がるだろう。
夢が溢れる妄想をしてしまった … 。
佐用川
因幡街道を歩いた後に是非向かってもらいたいのが、町の中心を流れる佐用川。
夏場になれば、地元の学生達が川遊びに興じる姿が見られ、我々昭和生まれが「いつか見た」景色を満喫することが出来る。
左右どちらから見ても異なるリフレクションが楽しめ、こちらはこの町一番のフォトスポットのようだ。
田園風景
そして、あえて私が特筆したいのが、その佐用川から智頭急行の線路まで、一面に広がる田園地帯である。
アニメ映画に出てきそうな緑の風景は、走り回らずにはいられないほど懐かしく、稲の真緑の時期と、稲穂の黄金期を見に行かずにはいられない(行きやした)。
周囲で聞こえる虫の声、その田園の向こうに見える鉄道、おだやかな川のせせらぎはこの地を訪れたあなたの心を、必ず癒してくれるだろう。
私はこちらで人の温かみを思い出す経験をしたのだが、そちらに関しては動画を見て頂きたい。
とりわけ昭和や90年代が懐かしい人々にとって、胸に突き刺さる映像のはずだ(多分)。
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