今年のあじさい鑑賞に、「日本一のあじさいの里づくり」に取り組む、兵庫県神河町「猪篠」地区を選んだ。

約8,000株ものあじさいが、猪篠地区を取り囲むように植えられ、一面広がる田園風景とのコラボは、まさに “絶景” の一言だった。

LINK【日本一のあじさいの里】神河町猪篠(いざさ)の絶景

あまりにも雰囲気の良いこの町に、ゾンビの如く数時間ふらふらと徘徊してしまったが、私はその後さらに奥にある、「奥猪篠」というエリアへと向かった。

なんとこちらには、播州一とも言われる「棚田」が存在するというのだ。


 猪篠

〒679-2431 兵庫県神崎郡神河町猪篠
無料駐車場:チェーン着脱場。普通自動車で20台分以上のスペースがあるが、大型トラックの休憩所でもある。

 

奥猪篠へ20〜30分の散歩を楽しみたい方は、前回ご紹介した国道312号線沿いにある、「猪篠駐車場(チェーン着脱場)」がおすすめだ。

LINK【日本一のあじさいの里】神河町猪篠(いざさ)の絶景

そちらから北へ歩き、「猪篠」にある信号を右折し、ひたすら進んで行くと奥猪篠に向かう。


 棚田とあじさい

奥猪篠に向かっていると、「あれ?これも棚田じゃない?」と首をかしげてしまうほど、田園風景が美しいエリアが現れる。

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こちらは棚田ではないようだが、山へ向かって傾斜となる地形のため、上からは段々畑のように(これは段々畑なのか?)遠くまで見渡せる。

こちらにもあじさいがあちこち植えられているため、それを手前に見渡す風景は … まさに、息をのむほど素晴らしい。



 奥猪篠手前の …

そうして段々畑(多分)エリアを通り過ぎ、さらに道なりに進むと、「八幡神社」という歴史と風情を感じる立派な神社が左手に。

いくつもの巨大な杉の木が並ぶ、素晴らしく趣のある場所には、お手洗いと駐車場があった。

こちらの様子は映像におさめているので、是非見ていただきたい。

ローカル版伊勢神宮のような雰囲気さえ醸し出す。

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 奥猪篠の棚田

八幡神社を過ぎ、道は二手に分かれた。

まず道なりに山側へ進んでいくと、今度は先程までの田園風景とはまた異なる景色が … 。

外構を石垣造りにした田畑が現れ、坂を登り上から覗くと … 

手前が畑、下へ行くほど田んぼになる「棚田」が出現した。

どうやら時期的には少し早かったようで、これが全て水が張られた田んぼだったと思うと、その景色をイメージしただけで気絶する。



そして今度は、八幡神社を少し過ぎた所の、二手に分かれた道の右側を進んでみた。

同じく坂を登ると、今度は上から下まで水の張られた田んぼが広がっていた。

どうやら奥猪篠はこの辺り一帯を示すようで、棚田が見られる場所は数カ所あり、時期によってその光景が異なるようだった。

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上の方の棚田は、6月中旬でもまだ畑の状態だったので、本格的な一面田園状態は7月前後からだろう。

今回は、兵庫県神河町猪篠へあじさいを見にやってきて、こちらの奥猪篠まで足を伸ばした。

LINK【日本一のあじさいの里】神河町猪篠(いざさ)の絶景

しかし、猪篠地区は穴場がまだまだあるようで、また近々やってくる必要があるようだ。

「日本一のあじさいの里づくり」を標榜する神河町、今年残り半年のうちに、まだ世には知られていない穴場を散策したい。