「兵庫県高砂市には、野生のゴリラが存在する」
という噂を耳にした。
「まじか、おい!?」
なんでも石の宝殿で有名な、「生石神社」の裏にある竜山に住んでいるらしい。
LINK【石の宝殿】播州一のパワースポット・水に浮く巨大岩とは!?
ネット上でもその噂に関する情報は乏しく、現地の人々に聞きながらそのゴリラに会いに行ってみた。死ぬ覚悟で … 。
野生のゴリラとは …
野生のゴリラとは、実は本物のゴリラではないらしい …
そりゃそうだろ。そこまで命かける程の価値は、このサイトにはない。
しかし、播州地域のプロモに命をかける者として、現地レポートは絶対にすべしだ。何より情報が本当に少な過ぎる。情報は自分の足で稼ぐべしだ。
ちなみに調べをすすめてみると、野生のゴリラではなく「ゴリラの顔をした岩」のようだった。
「調べをすすめてみると」と言ったが、思いっきり Google Map に “ゴリラ岩” と載っている。便利な時代になったものだ。
生石神社へ
とりあえず地元のことは地元の人に聞けということで、私はとりあえず生石神社へ行ってみた。早速神社の女性職員の方にゴリラ岩について尋ねてみるが、
「聞いたことあるかな〜?」
ぐらいの認識で、具体的な場所や何ものかなどは全く分からないらしい。
その後、生石神社の裏山の頂上まで行き、上から辺について見渡すことにした。すると、いかにもこの場所に毎日来ていそうなローカルの方がいたので、ゴリラ岩についてうかがってみた。
「ご老人 …」
すると、
「あ〜、あの遠くに見えるのが、高御位山だよ。ここからは車で10分くらいの所に入り口があって … 」
と高御位山の説明が始まってしまった。この瞬間、私は今回の散歩が前途多難であることを察知した。
ゴリラ岩へは池の前から?
その後聞き取り調査をするも、全くもって有益な情報は出てこなかったので、やはりスマホでリサーチ。すると、散歩ブログをされている方が、この生石神社の裏山から下の池まで下りて入り口に行ったとの情報あり。
「よしっ」
と早速行ったのも束の間、滑る滑る。前日雨が降った形跡はないが、足元がツルツルの石で湿気を帯びて相当危険だった。
運動神経には相当な自信があるが、それでも無理なレベルだったので、本当にやめた方が良い。滑り落ちて池にハマるだろう(本当に)。
(多分入り口)池の前へは回り道
あそこから池へは危険ということで、生石神社前の階段を下り、左へ進むと大規模農園のような場所へ差し掛かった。
しかし、それが私有地なのかどうか分からなかった所、近くで仕事をするお兄さんが「入っても大丈夫」と言ったので池へと進む。本当に入って良かったのだろうか?
池のエリアにはコンクリート造りの入り口があり(立ち入り禁止マーク)、中へ入るとそこから伊保山に登る道が “あったらしい”。
そう、あっちからもこっちからも登山を試みたが、現在は木が生い茂ってしまい登山口が消えてしまっているようだ。
ちなみに私は諦めきれず、ここへ合計3回来ては完全防備であっちやこっちからも登山を試みたが、結局無理だった。
遠くから見えたゴリラ
実はこの宝殿のゴリラ岩、遠くから見ることが出来る。
このように大規模農園場手前から伊保山のかたを望めば、ゴリラの顔が見える。今度は池を囲む堤防の上から眺めたゴリラは …
こんな感じ。現在はこの山に登ることが出来ないので、ここまでしか見れないのが実情だ。
拡大すると …
ゴリラの顔の周りに木の枝や葉っぱば覆いかぶさり、以前(ネットの画像)ほどクリアには分からない。くそっ!こんなすごいものが自然にあるのに、何で手入れしてねーんだ!
ちなみにこちらがネットから拝借した画像だが、本当にゴリラだ … 。
どうか地元の方が登り方分かる人がいたら、是非ご連絡を頂きたい。
もしくは一緒に登ってもいいよと言う方がいたらご連絡頂きたい。
イケメン編集長が10分間肩揉みさせてもらう。
どうかよろしくお願い申し上げる。