狂ったように、スーパーや百貨店の新聞の折り込みチラシ(うなぎ)入っていたのはそのせいだろう。
我が家も今年は久々にうなぎを予約注文し、土用の丑の日を迎えた。
本日はその実際食べたうなぎについてのレビューをしたい。
近年、播州一円に名を轟かしているスーパー、「ヤマダストア」さんだ。
ヤマダストアのうなぎ

当時は一匹¥4,000弱で売られ、「この値段だったら大丈夫だろう」と油断していたら、食べて驚き。
「な、な、な、生臭い … 」
とてつもなく臭いうなぎの蒲焼きだったのだ。
国産をうたっているが確実に冷凍だっただろう。
それ以来、うなぎをスーパーで買うことは敬遠していた。
ではなぜ今年はヤマダストアだったか?

スッキリして、ユーモアたっぷりで、素材へのこだわりに本気さを感じる。
次に、こちらで予約販売されるうなぎが、明石魚の棚「黒谷商店」さんの “炭焼き” うなぎだったからだ。
以前まで魚の棚で飲みまくっていた私は、運命を感じずにはいられなかった … 勝手に …
注文〜受取

ヤマダストアさんのうなぎの予約注文は、混雑を避けるため全てオンライン。
ネット注文すると、店舗販売価格より少し安くなるようだ。

受取は店舗のサービスカウンターで「うなぎ受取」の旨を伝え、スタッフさんがうなぎを取りに行ってくれるというシステムだった。
注文確認〜受け渡しまで、約5〜10分かかったと思う。

当日やはり大量のうなぎが店舗では販売され、地元の奥様達がチーターの如く目を光らせ、少しでも肉厚なものを選ぼうと競っていた。
少しでも近づこうなら、食べられそうなほどに …
肝心のお味

そしてこちらがヤマダストアさん激推し、明石魚の棚「黒谷商店」さんの炭火焼うなぎだ。
予想よりも大きかったが、実は私今回あんまり味には期待していなかった。
1つは以前のスーパーの臭いうなぎの経験から。
そしてもう1つは、「広告に釣られた」自分に気づいていたからだ。

「う、う、旨い!!」
うなぎが柔らかいのは当たり前だが、炭の香りがうなぎ全体に行き渡り、噛むたび香ばしい風味が充満する。
予想以上の旨さに、うなぎ半分をビールで流し込むあたす。

そしてもう半分は細かく切って、ひつまぶし風に。
「これやんか!」
白米との相性があまりにも良いので、意味不明な発言をしてしまうあたくす。
気づけば2日かけて食べる計画が、15分でなくなってしまっていた …

こんな美味しいうなぎを食べたのは、本当に久々だった。
ヤマダストアさんは広告デザインやレイアウトが優れているので、逆に「釣り?」と警戒してしまうが、販売されている明石魚の棚「黒谷商店」の炭焼きうなぎは、間違いなく「本物」だ。
私は来年以降もこちらで買うことを決めた。
ちなみに両親や祖母も、こちらのうなぎは太鼓判を押していたので、信憑性に関しては約束する!