沖縄県石垣島への遠征中、近くにある「竹富島」という場所へフェリーで立ち寄った。

この島は沖縄の原風景が見られることで知られ、BEGIN さんの「竹富島で会いましょう」という歌の舞台にもなっている。

LINK【映像】竹富島散歩の様子はこちらで

私もこちらの島で水牛車に乗るなど楽しみ、とても良い思い出になった。

本日は島の行き方(フェリー)から、集落へのアクセス、水牛車の乗り方(予約)など、現地アクティビティを楽しむための基本情報をお伝えしたい。



 石垣港離島ターミナル

〒907-0012 沖縄県石垣市美崎町​​​​
無料駐車場:あり(が、100%混む)
お手洗い :あり

正式名称「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」は、石垣島の市街地から徒歩でもアクセス可能な場所に位置する。

ここは竹富島だけではなく、周辺の離島へ行くフェリーが集まる、ハブのような役割を果たしている場所で、基本的に何も予約せず現地へ向かえば大丈夫だ。

LINK【映像】竹富島へ向かうフェリーの様子はこちら

竹富島へ向かうフェリーを運行する会社はいくつかあり、それぞれの運行会社が異なる窓口を持っていて、利用者が好みで運行会社を選ぶシステムになっている。

料金は 大人¥1,520子供¥790と大体どこも同じ。

夏の繁忙期は、石垣島 ↔︎ 竹富島は就航も頻繁にされているので、予約や座席の空きについてはさほど心配する必要はないだろう。

ちなみに竹富島では飲食が出来るお店は少ないため、この離島ターミナルの売店でお昼ご飯を買うことをおすすめする。

ターミナル内には売店がいくつかあり、お弁当やおむすびなど様々な軽食が販売されている。



 集落へのアクセス

15分間のフェリードライブで、早くも竹富島に到着。

私が着いた日は土砂降りの雨だったため、フェリー乗り場前にある “かりゆし館” という施設で皆雨宿り。

「さて、どうやって島の集落まで行こうか?」

沖縄の原風景が楽しめる集落までは、送迎バスを予約したりと、色々方法がある。

しかし、私は徒歩で向かうことをおすすめする。

このかりゆし館から島の集落の入口までは、徒歩10分強。

一本道で歩道もあり、集落に着くまでの風景を楽しみながら、軽い準備運動が出来るのだ。

地図上のかりゆし館向かいにある、フナヤー跡前の道を直進すると、10分後には写真にあるスンマシャーと呼ばれる、集落を取り囲む石垣が見えてくる。

そちらの様子も同じ竹富島動画にまとめてあるので、よろしければご視聴いただきたい。

LINK【映像】竹富島フェリーから集落への道のりはこちら



 水牛車予約

まず、水牛車ツアーは事前予約の必要はない。

ツアーを取り扱う業者の店舗(集落内)へ行き、予約&料金支払いを完了すると、規定の時間に集合してツアー参加となる。

1牛車当たり20人ほどが収容可能で、ツアー自体は約30分間。

牛車は何台も存在するので、よほど混まない限り「数時間後の参加になります〜」と言われはしないだろう。

次に、水牛車ツアーを取り扱う業者は2社なのだが、費用が異なる点についてお話する。

水牛車ツアーは

  • 新田観光     ¥1,500(30分):水曜休
  • 竹富観光センター ¥2,000(25分):無休

となっている。

違いは上記の通り費用、ツアー時間、定休日に加えて、水牛がまわるコースも異なるようだ。

私はただ自分の場所から近かったという理由で竹富観光センターさんにしたが、どちらも店舗は集落に存在するため、ご自身の都合に合わせて選ぶのが良いだろう。

ちなみに、水牛車ツアーはフェリー切符と合わせたセットも存在し(八重山観光フェリーなど、フェリー運行業社が販売している)、そちらの方が割引(− ¥150)が効くため、事前にセットにするかどうかを決め、ネット予約すると良い。

ちなみにこの水牛車ツアー、値段も少々張ることから、参加を見送る方も多いようだ。

が、しかし、竹富島に来たならば是非参加すべきアクティビティの1つだろう。

単純にオペレーターさんの歌(三線)を聞きながら集落をまわるだけでなく、この土地の歴史や近況(何人住んでて、最近お子さんが生まれた家族がいて、etc)などについても話が聞ける。

なんとなく竹富島事情に詳しくなった気がして、私は帰郷後速攻両親に自らのうんちくのごとく話してやった。



 海岸沿い散歩

竹富島と言えば … で有名なものがもう1つ。

それは星の形をした砂が見つかることで知られる、カイジ浜を始めとした、西側の海岸沿いだ。

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アクセスは非常にシンプルで、集落からただ西へ向かって歩くだけ。

縦のラインに有名なビーチが並んでいるので、竹富島の海岸の風景を楽しみたいならば、西へ向かうのをおすすめする。


カイジ浜以外にも、遠浅が延々と続くコンドイ浜や、その北に位置する西桟橋など、離島ならではの美しい海の水平線を眺めながらの散歩は、極上の体験と言えるだろう。

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雲が厚く覆いまくる日に竹富島を訪れてしまったが、これはこれでとても雰囲気があった。

… が、快晴の日のビーチの様子を画像検索すると、絶句するほどに美しいではないか … 。

やはりここは皆さんには晴れた日に行っていただきたい。


 町ぶらが最高

そして、一番言っておきたいことは、竹富島はただ集落を町ぶらするだけでも、本当に心落ち着く場所なのだ。

水牛車のオペレーターさんの話によると、竹富島では各家庭のお家が島の文化財のような位置付けで、全て伝統的な沖縄建築技法が用いられている。

当然、都会のような高層ビルやアパートなどは存在しない。

そのため、集落自体に一体感が感じられ、日本(沖縄)の原風景を見ているような気分になる。



テレビでよく見る赤瓦の屋根や、シーサー、貝殻のような石垣を積み上げた壁など、この島独特の風景を眺めながらの散歩がとても楽しい。

ちなみに、竹富島では高校に上がると皆島を離れ、石垣島などの全寮制の高校へ行くのが伝統らしい。

こんな素晴らしい場所が故郷だなんて、竹富島出身の人々を羨ましく思ってしまう … 。

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いや、実際はお店などが少なく不便なのか … 、それともその不便さが良かったりするのか … 。

とにかく、色々な妄想が止まらない島、それが竹富島だったように思う。

現地の様子(台風後の曇り)は動画にまとめているので、よろしければご視聴いただき旅の参考にしてもらえれば幸いだ。

https://youtu.be/TVsCOa5I0yY

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