兵庫県播州地域の播磨灘沿いには、いくつもの夕焼けスポットが存在する。

相生市万葉の岬、たつの市新舞子海水浴場などなど、他府県の有名スポットに見劣りしない誇るべき場所達だ。

そして、播州の大都会にも実はあまり知られていないが、隠れた絶景穴場スポットがある。

白浜海水浴場近くにある、「小赤壁(展望台)」だ。

播磨灘の大海原が小高い丘から見渡せる、この辺りで一番美しい海の景色が見える場所だ(間違いない)。


 小赤壁展望台

〒671-0112 兵庫県姫路市的形町​​
無料駐車場:あり(約20台が駐車可能)
お手洗い:あり

小赤壁展望台へのルートは、八家川を越え住宅街を進んだ後に現れる、“木場東公園” をまず目指すのがベターだろう。

八家川沿いに停泊する漁船の風景に心打たれながらルートを進むと、この付近のおすすめスポットとあってか、何度もこの「↖︎小赤壁」看板が登場する。

木場東公園まで来ると、その西側にある小山を登る道(アスファルト)を進み、海側の丘(木庭山)に辿り着いた場所に、展望台は存在する。

展望台広場前には駐車場とお手洗いもあり、車は20台位が駐車出来るだろう。

この日は週末とあってか、思いの外たくさんの車が停まっていた。

(満車だった場合、まじカオスだな …)

現地までの道は車でのアクセスが可能だが、木場東公園からは、所々1台分しか通れない狭い箇所もあるので、気をつけながら道を進もう。


 大海原を望む

こちらが小赤壁から眺めた播磨灘の風景。

晴れた日は明石海峡大橋も見ることができ、周囲の島々の景色とともに、まさに絶景が堪能出来よう。

展望台前の大広場では、絵画やヨガなどの教室が開かれているようで、こんな絶景を見ながら楽しめる趣味は、極上の習いに違いない。

そして私が最も驚愕したのが、この場所で農作業されている方がいらっしゃったことだ。

「海の潮風が作物に影響しないんですか?」と聞いてみたかったが、もじもじすること5分、恥ずかしくて諦めてしまった。

しかし、一度はこんな場所で野菜作りに精を出してみたいものだ。

この場所が小赤壁と呼ばれる理由は、景観がただ似ているだけのようで、早逝した馬超が実は倭の国に亡命していたとかではない様子。

展望台周辺には遊具や神社もあり、子供連れで遊んだり散歩をしたりする人もいる。

マナーを守ってこちらでピクニックなんかも楽しいはずだ。多分桜の木なんかもあった。


 播磨灘の夕焼け

そして私が特筆したいのが、こちらで見られる夕焼け。

小赤壁の丘が、播磨灘に向かって真南に位置するため、大海原に沈んでいく夕日の様子を見ることが出来る。

その様子は是非映像(上に添付)で感じていただきたい。

もし「なかなか悪くなかったよ」と思われたなら、チャンネル登録(YouTube)をしていただいて、ご感想いただけると凄く嬉しいのだ(です)。

LINK【映像】播州地域に存在する穴場を動画で体験