播州一円を治めた赤松氏の城跡散策を、今年から始めた。

姫路の置塩城跡や、相生の感状山城跡を先日訪問したが、実はこの感状山城跡付近には「羅漢渓谷」という場所が存在する。

LINK【相生市】感状山城跡登山ガイド

羅漢の里と呼ばれるエリアで、刀鍛場やキャンプ場などもあり、その長閑な場所でのアウトドアを求めて、遠くからも人がやって来ている様子だった。

とりわけ羅漢渓谷には巨大迷路のような岩壁が存在し、そこにいる羅漢様も非常に風情があり、皆様にも是非一度見ていただきたく感じた。

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 羅漢渓谷

〒678-0091 兵庫県相生市矢野町瓜生909
無料駐車場:あり(数十台駐車可能)
お手洗い:あり(登山口に水洗トイレ)

羅漢渓谷有する羅漢の里へは、前回お伝えした感状山城跡登山時の、無料駐車場を利用することになる。

LINK【相生市】感状山城跡登山ガイド

繰り返しにはなるが、水洗トイレが完備されていたり詳しい周囲のマップが備え付けられていたり、散策する者にとって非常にありがたい環境が整っている。

後述するが、渓谷と言っても非常に整備された遊歩道を歩くことになるので、ノーマルのスニーカーで散歩は可能だ。



 巨大岩壁

心地よい川のせせらぎを聞きながら、落ち葉でできた絨毯の上を道なりを進むと、”羅漢石仏” の標識が … 。

小川を渡ると目の前に飛び込んでくるのが、数十メートル続く巨大な岩壁とそびえ立つ大木。

岩肌は一面苔に覆われ、もう一方の巨岩との間にできた道が迷路のようだ … 。

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冒険好きだった小学生時代を思い出す。少しひんやりするその空間を恐る恐る通り抜けると、左手に洞窟が現れその中には石仏が … 。

こちらが羅漢の里の石仏で、羅漢渓谷に行った際、必ず見ておいて欲しい場所である。

まるで目立たぬように住んでいる行者のような雰囲気を醸し出し、この辺りの地域を見守っているのかもしれない。

不思議な雰囲気の場所だった … 。



 やさしい遊歩道

羅漢渓谷の道は、巨大岩壁までの整地された遊歩道と、それ以降の荒れた岩場(水量が多いと川になるエリア)とで分かれる。

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前者の道はスニーカーでも問題なく歩くことが可能で、川のせせらぎを聞きながらの散策が容易に行うことが出来る。

一方、岩場の方は足元がかなり悪い上に、落石、倒木、夏になるとヒルも飛んでくる大変エキサイティングなエリアだ。

何か特別な理由がない限りは近づかない方が良いかもしれない。



 渓谷の岩場

先述した通り、石仏の洞窟エリアを出て元の遊歩道に戻ると、その先に岩場が果てしなく続く渓谷エリアが広がる。

私が訪れた日は雨上がりだったものの、小川の水量が低かったこともありかなり先まで進んでみた。

進めば進むほど足元が悪くなり、トレッキングシューズだったが倒木などで侵入し続けるのが難しくなった。【ソニー史上最高の名機】α7SM3(動画や夜景に激強)

これからヤマビルが襲ってくる季節でもあるので、羅漢の里入口付近に置いてある塩水のスプレーを体に吹きかけ、気をつけて渓谷散歩をお楽しみいただきたい。



 羅漢の里の奥

羅漢渓谷の木漏れ日の中を歩いた後は、再び羅漢の里の入口へ戻り、奥へ進むルートを散歩してみた。

この辺りは城跡や渓谷以外にも、鍛刀場があることでも有名で、前にある水車や趣ある建物が印象的だった(詳しい様子は動画で)。

そして、”ごっつんこ” と呼ばれるモニュメントを抜けると、小川沿いを北上出来るようになっている。

子供達が遊べる巨大遊具や、キャンプサイトなども併設されており、無邪気にはしゃぐ若者達の声で活気があった。

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渓谷を含めたそれらの様子は動画に残してあるので、よろしければご視聴いただけると嬉しいです。

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