「三木市にペンギンカフェがある」

そんな噂話をもう何年も前から聞いていた。恐らくペンギンファンのオーナーが、ペンギンのイラストをあしらった「ペンギンがいる気分」的なカフェかなんかだろうと気にも止めていなかった。

しかしつい先日、野暮用で三木へ行くことがあったため、実際に足を運んでみたら腰が抜けそうになった。

「ほ、ほんとにペンギンがいるじゃねーか …♡」

何を隠そう私もペンギンファンなのだ。

カフェを楽しみながらペンギン鑑賞が出来る「宿原 garden terrace Cafe Ballantaine」さんは、アベック、家族連れ、老人夫婦、30代半ば独身貴族、誰が行っても間違いなく胸キュンなカフェだ!



 Cafe Ballantaine

〒673-0423 兵庫県三木市宿原293-3
TEL:079-482-5919
営業時間:月曜〜水曜(11am ~ 7pm)、金曜〜日曜(11am ~ 10pm)、木曜(定休日)
無料駐車場:あり(広大)

 

Cafe Ballantaine さんは三木市の長閑な住宅街にあるが、突如めっちゃデカイ敷地が現れ焦る。しかし、逆に言うと駐車が全く困らないほど広いので、仮にカフェが満席でも名前を書いて車で待てるやつだ。

店内にはテーブル席、外にはテラス席も豊富にあるので、気分に合わせて利用出来るチョイスが嬉しい。

こちらでは地元で採れたフルーツを使用したスイーツが楽しめるのも魅力だ。チーズケーキや葡萄を使ったモンブランなど、甘党の私はケーキ2つ食いだ。

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隣の席の子供が引いて見ていた。

そして、そんなすばらしいスイーツを食べながら横目で楽しめるのが、カフェに併設されたペンギン水族館だ。

早速見ていこう!



 ベスポジ争い

店内に入りまず飛び込んできた光景がこれ!

「えっ、ほんまにペンギンいるやん!」

(ぉきゃくさま .. こちらのぉせきはほんじつ … ごょやくとなってぉりまして …)

興奮しすぎて店員さんの声が耳に入らない。

ペンギン鑑賞が出来るテーブル席はガラス窓の隣2席で、どうやら予約が出来るようだった。しかし、私はそんなこともお構いなしで立ち見でペンギンの生態系を観察する。

異常な興味を示す中年おじさんに、最初はあまり興味を示していなかった幼い姉妹も感化される。急にペンギンを見出して私との激しいポジション争いが始まった。

陵南戦の赤木と魚住が思い出される。

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 ペンギン

姉妹(3〜4歳)とのポジション争いに勝利した私は、ケーキをつまんでは立ち見を繰り返す。その行儀の悪さに姉妹のご両親は引いていただろう。

こんな大人になるんじゃないよ。

ペンギンが …. 可愛い過ぎる …. 。なんとサービス精神のない動物達だろう。餌を食べては小屋に戻り、また出てきては放浪する。まるで私のようだ。

この首をうなだれているのと左端の倒れている2体、死んでいるのかと思ったがどうやら寝ているようだ。どんな寝方w。

「おとっつぁん、そんなところで寝ちゃあ風邪ひくよ」

心の中でそうつぶやきながら私は夢中でペンギンを鑑賞した。

National Geographic のようだ。どれだけ見てても飽きがこない。

最後はペンギンに無我夢中の様子を店員さんにお願いして撮影してもらい、私はお店を後にした。

あの寝ていた2体はちゃんと小屋へ戻ったのだろうか?

小さなプールで泳ぐことはあるのだろうか?

気がつけば私はペンギン中毒に陥っていた。美味しいスイーツと動物的癒しをお求めの方々、三木市 Cafe Ballantaine さんおすすめだ!

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