2020年前半は新型コロナウイルスという闇に覆われた半年だったが、私の散歩人生にも “予定の狂い” として大いに影を落としてきた。

そして、その最たる悲しいお知らせが、先日私の耳に飛び込んできた … 。

2020年たかさご万灯祭り開催中止だ。

やだやだやだやだやだやだやだ〜〜〜。

小さい頃親にさえこんなに駄々こねたことのない私が、30半ばで床の上で悶え転げ回ってしまった。ヤダヤダヤダヤダヤダ〜。

しかし、例年9月開催のこの祭りだが、市民や来場客の安全を考慮し、早期に中止を決めた実行委員の皆様の決断力には敬意を払う。

2021年開催を楽しみに待ちたい。

そんなわけで、播州鬼散歩イチオシの街、兵庫県高砂市「たかさご万灯祭り」の様子をこちらでレポートしたい。播州一ロマンチックなイベントだ!


 たかさご万灯祭り

たかさご万灯祭りは毎年9月に高砂神社で開催される、夜型キャンドルイベントだ。神社には3,000個にのぼるキャンドルが並べられ、辺りを幻想的な雰囲気へと変えることで知られる。

また、高砂神社付近の通りにも無数のキャンドルが並べられ、そこを歩いているだけで心癒されるので、何も目的を持たずただ散歩するだけでも十分楽しめるだろう。

【暖色系 LED ランタン】BALMUDA The Lantern L02A(室内にもアウトドアにも)

ただし、近年このイベントが美しすぎることから来場客は爆増しており、むちゃくちゃ混むお祭りだ。

 

  • イベント参加料:無料
  • 無料駐車場  :高砂駅近辺のホテル、会館、沿岸部の企業(カネカや神鋼など)による *臨時駐車場。
  • 人数制限等  :なし

*イベント会場の高砂神社から一番近い駐車場は、恐らくカネカ高砂工業所の臨時駐車場。

 神聖な通り

このお祭りの最大の難所は駐車場を見つけることだろう。なかなか空いている場所が見つからず、車でウロウロなんてことは当たり前だ。

なので早めの到着か、避けられがちなやや遠い目の臨時無料駐車場に止め、散歩がてら高砂神社を目指すことを強く勧める。

駐車場に車を停め、神社を目指すうちに民家が立ち並ぶエリアへと入っていく。このように通りには数メーターおきにキャンドルが並べられ、何か神聖な場所を歩いているかのような気になる。

高砂神社では毎年秋に大きな祭りが催され、立派な神輿を担いだ高砂の漢たちが練り歩く姿を見ることが出来る。

その神社の近くではこのように地域の人々によって、祭りの練習や準備が万灯祭りの時期から始められるようだ。

太鼓を鳴らす音がこの祭りの雰囲気を一層高めてくれる。


 星が降りてくる街

そしてこれが万灯祭り本会場高砂神社の様子。敷地を埋め尽くすキャンドルの光が、建物や人々を照らし何とも言えない感情にさせてくれる。

キャンドル自体は LED 的なビシっパキっとした光ではなく、ろうそくのような暖色系の灯りだ。

【暖色系 LED ランタン】BALMUDA The Lantern L02A(室内にもアウトドアにも)

このイベントには友人同士、アベック、ファミリー、そして私のように一人でやってきてシャッターを切る人々など、その面々は様々だ。

一人でやってきても全くハミることのないお祭りなので、安心して行くことが出来る(私はずっと一人だ)。

「1年に1度星が降りてくるまち … 」

高砂市がそう呼ばれていると知っている人はそう多くないだろう。

しかし、この数千もの灯りが照らす美しい街の様子を見れば、そう呼ばれるのも頷ける。そして何より心を癒すのは、この美しい灯りを眺めながら、人々が表情を緩めるその姿だろう。

万灯祭

2020年開催は危ぶまれるだろうと思っていたが、残念ながらやはり開催には至らなかった。

正直に言うと、このコロナ禍の時こそキャンドルが作り上げる美しい風景で心を癒されたかったが、冒頭でも申し上げた通り市民の健康を配慮し、早々に中止を決定したその決断力に私は脱帽する。

一番開催したかったのは誰よりも実行委員や街の人々だっただろうからだ。

2021年開催を願い、次回のたかさご万灯祭りを楽しみにしている。

たかさご万灯祭りは播州地域に住む人達は絶対に参加するべきお祭りだと私は思う。皆様も是非!