(2022年更新)
2020年〜2021年と2年連続で中止に追い込まれた「たかさご万灯祭」。
例年9月開催のこの祭りだが、市民や来場客の安全を考慮し、ずっと開催が見送られてきた。
復活予定だった2022年9月も、オミクロン株(BA5)が猛威をふるい、11月へと延期。
そして、11月12日、待ちに待った播州一の夜景イベント「2022 たかさご万灯祭」に、3年ぶりに参加してきた。
ロマンチック過ぎる、美し過ぎる、幻想的過ぎる … 色々言いたいことがあるが、とにかく見て感じてもらいたいイベントだと、改めて感じた。
たかさご万灯祭り

たかさご万灯祭りは毎年9月に高砂神社で開催される、キャンドル夜景イベントだ。
神社には3,000個にのぼるキャンドルが並べられ、辺りを幻想的な雰囲気へと変えることで知られる。
また、高砂神社付近の通りにも無数のキャンドルが並べられ、そこを歩いているだけで心癒されるので、何も目的を持たずただ散歩するだけでも十分楽しめるだろう。
【暖色系 LED ランタン】BALMUDA The Lantern L02A(室内にもアウトドアにも)
ただし、近年このイベントが美しすぎることから来場客は爆増しており、むちゃくちゃ混むお祭りだ。
- イベント参加料:無料
- 無料駐車場 :高砂駅近辺のホテル、会館、沿岸部の企業(カネカや神鋼など)による *臨時駐車場。
- 人数制限等 :なし
神聖な通り

このお祭りの最大の難所は駐車場を見つけることだろう。なかなか空いている場所が見つからず、車でウロウロなんてことは当たり前だ。
なので早めの到着か、避けられがちなやや遠い目の臨時無料駐車場に止め、散歩がてら高砂神社を目指すことを強く勧める。
LINK私がよく停める高砂海浜公園の駐車場はこちら
駐車場に車を停め、神社を目指すうちに民家が立ち並ぶエリアへと入っていく。このように通りには数メーターおきにキャンドルが並べられ、何か神聖な場所を歩いているかのような気になる。

高砂神社では毎年秋に大きな祭りが催され、立派な神輿を担いだ高砂の漢たちが練り歩く姿を見ることが出来る。
その神社の近くではこのように地域の人々によって、祭りの練習や準備が万灯祭りの時期から始められるようだ。
太鼓を鳴らす音がこの祭りの雰囲気を一層高めてくれる。
星が降りてくる街

そしてこれが万灯祭り本会場高砂神社の様子。敷地を埋め尽くすキャンドルの光が、建物や人々を照らし何とも言えない感情にさせてくれる。
キャンドル自体は LED 的なビシっパキっとした光ではなく、ろうそくのような暖色系の灯りだ。
【暖色系 LED ランタン】BALMUDA The Lantern L02A(室内にもアウトドアにも)
このイベントには友人同士、アベック、ファミリー、そして私のように一人でやってきてシャッターを切る人々など、その面々は様々だ。
一人でやってきても全くハミることのないお祭りなので、安心して行くことが出来る(私はずっと一人だ)。

「1年に1度星が降りてくるまち … 」
高砂市がそう呼ばれていると知っている人はそう多くないだろう。
しかし、この数千もの灯りが照らす美しい街の様子を見れば、そう呼ばれるのも頷ける。そして何より心を癒すのは、この美しい灯りを眺めながら、人々が表情を緩めるその姿だろう。

2022年のたかさご万灯祭は、人の混雑を避けるため、混雑する能の舞台前などはバリケードが置かれる配慮があった。
上の写真は2020年のものであるので、実際はこれらの写真とは異なる。
しかし、それでも今年の万灯祭の風景は、”感動” を覚えるほど美しく心癒されるものだった。
その様子は映像にも残してあるので、ご視聴いただいて感じていただければと思う。
https://youtu.be/8IIgM1tQPdk
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