兵庫県播州地域の東の最北端西脇市。
穴場スポットが多いことで知られているが、播州織博物館と日本へそ公園以外、これまで散策したことがなかった。
これからお世話になることを見据え、まずはあのトータス松本さんの生まれ故郷でもある「西脇市黒田庄」を町ぶらしてみた。
岡稲荷神社をはじめとして、こちらも極上の散歩が楽しめる素晴らし場所だ。
現地の長閑な雰囲気を知りたい方は、後々貼り付けてある動画をご確認頂ければ幸いだ。
チャンネル登録もして頂ければ、この世知辛い世の中を散歩で幸せに出来るだろう!
黒田庄
黒田庄を散策する時に迷うのが、車の停め場所。
この町の穴場、岡稲荷神社に行く際は、手前の福谷公園の駐車場利用を勧められているが、公園内のどこが駐車スペースなのか分かりにくい。
岡稲荷神社に近いそれ以外の駐車場には、福谷公園へ入っていく一本道の手前にある、大きな広場の駐車場(広場前)をおすすめする。
ちなみに私は平日だったこともあり、黒田庄ふれあいスタジアム(野球場)に車を停めた。
そこから岡稲荷神社までは徒歩20分ほどで、合計1時間の散歩を目論む方々にはうってつけの駐車場だろう。
山王神社
よく見ると、木々に囲まれた神社だ。
後々調べてみると、山王神社と呼ばれる歴史ある神社のようで、四方を木々に囲まれているため、非常に趣ある雰囲気だった。
やはり日が当らない場所の苔むす様子は美しい。
福谷池
先ほど触れた福谷公園手前の広場では、お年寄り達がゲートボールで盛り上がっていた。
何と落ち着くほんわかした風景なんだ。
細道を進むとお手洗いが左手にあり、その先にあるのが大きな福谷池。
なかなかの広さで、周囲を囲むのが片側の山だけであるため、晴れの日は空が反射し美しい光景が拝める。
数分間ぼ〜っと見てしまうような、落ち着く風景に心が癒される。
岡稲荷神社
そしてその先に見えてくるのが、先ほどから何度も触れている福谷公園があり、さらに奥へと入って行く。
綺麗に整備された公園だが、今回はこちらはスルーしてその先へと進んだ。
すると左手に見えてくるのが、西脇市黒田庄が誇る岡稲荷神社。
愛宕稲荷神社の別名でも知られ、山の麓から境内まで鳥居が続き、その参道の様子はまさに京都・伏見稲荷大社。
そして頂上の境内前には町のスター、トータス松本さんの名前が書かれた大きな鳥居がそびえ立っている。
言わずもがなトータスさんが寄贈されたものであるが、スターになっても故郷を忘れないその姿は、「播州のマニパッキャオ」と呼べるかもしれない。
謎の林道
岡稲荷神社の静寂にやや怖くなった私は、急いで参道を引き返す。
するとさらにその先に、柵がされた謎の林道が。好奇心の爆弾である私は、ためらうことなく中へと入っていく。
どうやら植林地帯のようで、途中、散歩中の鹿さん達と遭遇したり、静寂の中の木漏れ日が美しかったりと、予想外の穴場散歩を楽しむことが出来た。
こちらは三角点山と呼ばれる登山口の1つでもあるが、この植林地帯の散歩はその登山とは違った、歩きやすい場所であるため、神社へ行った帰りに立ち寄ってみてはいかがだろうか。
トータス松本さんの生まれ故郷で有名な西脇市黒田庄は、自然と歴史ある神社が多数存在する、散歩に非常に適した場所でまた行きたくなること間違いなしだ!