昨日(2020年1月29日)
- 記事数7
- 各記事文字数1,000〜2,000
- 閲覧数ほぼゼロ
- 運営期間3ヶ月(ほぼ放置)
という休眠状態の当サイト、「播州鬼散歩」を Google Adsense(グーグルアドセンス)申請させてみた。
近年、サイトごとに Adsense 申請が必要になったりと、審査をパスするハードルが高くなっていると噂が飛んでいる。
「多分無理だろうけど … 」と全く期待せずに実行した。
しかし結果、なんと2時間後に「合格通知」の知らせが … 。
なので、少ない記事数、少ない文字数、少ない閲覧数でも “これさえ押さえておけば” いけるような気がしていたのだ。
結果、どうやらそれが見事に的中したようなので、「お役立ち情報」として共有しておきたい。
その “押さえていたこと” というのが、
- 情報品質の高さ
- 写真品質の高さ
- お問い合わせページの設置
- プライバシーポリシーページの設置
- サイト立ち上げ後に一定期間時間を置く
この5つだ。
情報品質の高さ
当サイトが「情報の品質の高さ」を確保する意味でやったことは、
- 実際に足を運んで感じたことを、オリジナルの文章表現で発信したこと
- 写真や地図情報を逐一挿入したこと
この2点だけだ。
オリジナルの文章表現とはやや大げさだが、どこかのサイトからコピペしたり、既に書かれていることを別の表現に書き換えて載せることは避けた。
同じ内容を書いてもオリジナリティに欠けるからだ。
また、訪問者がこちらのサイトの記事だけで必要な情報が収集出来るよう、現地の写真や、地図(Google Map)は必ず入れた。
そして、その場所には駐車場があるのか、費用がかかるのかなど、閲覧者が知りたい情報を載せようとユーサビリティ向上に努めた。
現在、「Google が情報のクオンティティ(量)よりもクオリティ(質)を優先している」とよく言われるが、肌感覚でそれは紛れもない事実だと思う。
これまでは検索エンジンサービス提供者にとって、様々な(多くの)情報を持つことが強みだったかもしれない。
しかし近年、Google 上にはありとあらゆるジャンルの Web メディアが乱立しており、ユーザーとして本当に有益な情報を見つけるのが難しくなってきているという事実もある。
それは多くのサイト運営者が、閲覧数や訪問者数のアップ、SEO 対策として、トレンドのネタいち早くアップすることにしのぎを削っているからだ。
そして、その中身はどこかからコピペしたような、自分で足を稼がない自己満的なものも多い。
結果、情報を持ちすぎることがユーサビリティの面でリスクになってきているのではないか?と思う。
話はそれたが、
クオリティの高い情報提供者(サイト運営者)= Google にとって良きパートナー
という基本的なコンセプトを意識して、「閲覧者にとって有益でためになる情報」を発信することを意識することが、Adsense 審査パスにはやはり重要になる。
写真品質の高さ
「写真品質の高さ」が Adsense 審査をパスする決定打ではない。また、「写真品質の高さ」が記事の検索ランキングを上げてくれる、SEO 側面でのアドバンテージを生むということもない。
しかし、先ほどから繰り返し言っている「ユーサビリティ向上」の一環として、訪問者が質の高い写真で “場所やモノ” 情報をクリアに確認出来れば、それに越したことはない。
【誰でも美しく撮れる】Sony RX100M7(高級コンデジ最高峰)
その意味も込めて、こちらに掲載する写真はなるべくフルサイズミラーレスカメラ(Sony a7ⅲ)で撮影した、分かり易い写真を掲載している。
私は写真がちょっとした趣味程度の完全アマチュアのため、撮影が上手い、編集が上手い、という言葉は当てはまらないだろう。
しかし、可能な限り “クリアで読者が欲しい写真(情報)”を撮ることを目標としている。
そういった意味で「品質の高い写真」を提供することが、少ない記事数と文字数(のサイト)で Google Adsense の審査をパスするのを助けてくれるだろうと考えた。
結果、申請後2時間でパス出来たことから、質の高い写真の掲載は有利に働くと考える。
お問い合わせページの設置
ここからはネットの声を反映した対策だ。まずは、「お問い合わせページの設置」から。
近年、良く分からないが「お問い合わせページ」と次項の「プライバシーポリシー」の設置がアドセンス審査突破の重要要素として、いくつものメディアが報じている。
お問い合わせページを持つ=運営者の連絡の着くメールアドレスが必須となるため、サイト自体の信頼感が上がるためだろうか?
私はきっちりと理解はしていなかったが、当然他サイト運営の経験から、問い合わせページはどのみち重要だと思っていたので設けておいた。
当サイトのお問い合わせページは、プラグイン は使わず Google Form(グーグルフォーム)という、Google が提供する無料のフォーム作成サービスを用いて作った。
問い合わせページが5分からからず作成でき、非常に便利だったのでサイト運営を考えている方にはありがたいサービスである。
LINKGoogle Form
プライバシーポリシーページの設置
そして、お問い合わせページと同様、ネットで「重要」と皆が言うのを信用し、プライバシーポリシーページも作成してみた。
こちらはネットで色々と雛形が用意されていたが、私はいくつかの雛形から自分に最適な部分をチョイスし、混ぜて当サイト専用のポリシーを作った。
こちらはコピペ OK だそうなので、そのまま貼り付けて固定ページを設ければ良い。
おもしろいのは、運営者情報の部分で自分の正体を明かしていなかったり、お問い合わせようメールアドレスを空白にしておいても審査がおりたことだ。
やはり体裁で持っておくだけで良いのか?
運営開始から少し時間を置いての申請
冒頭でも述べたが、私はこのサイトを立ち上げ後、3ヶ月間ほぼ休眠させていた。それはたまたま他のことで忙しく、更新する暇がなかっただけの話だが、Adsense 申請という観点から言えば、意図的に寝かしておいた。
というのも、これまで1番初めに Adsense 申請した時は、とにかく広告をサイトに貼り付けたく、20ページくらいの記事を3〜4日程度で書き上げ、その後申請した。
どの記事も自分で足を運び、文字数もこちらより遥かに長く、当然写真もこだわって作成したものばかりだった。
しかし、申請をしても不合格、思いあたるふしを修正してもダメ。結局4〜5回アドセンス申請を繰り返した記憶がある。
そして、自己分析をして分かったことが、サイト立ち上げ直後でドメインが弱すぎたということだった。
非常に単純なことであるが、意外と見落としがちな落とし穴ではないだろうか。なので今回は十分な時間(3ヶ月)をとり、ドメインが認識されてから申請を行なった。
以上が2020年1月29日時点での、Google Adsense(グーグルアドセンス)申請時に気をつけたことと、審査されて合格だった当サイトについての分析だ。
現時点でサイドバーはスッカラカン、繰り返しになるがコンテンツも乏しい。しかし、上記5点のことを気をつけた結果、爆速の2時間で合格することが出来た。
参考になれば幸いである。