昨年の夏、Sony の GMaster レンズ FE1.4mm F1.8 を購入した。
超広角のその画角と、鋭い色彩感に概ね満足した撮影ライフを送っていたが、唯一難儀していたのが昼間の撮影だ。
魚眼レンズであるため、通常の ND フィルターを装着できず、動画になると白飛びを抑えるのがかなり大変なのだ。
そこで最近 「Haida リアレンズ ND フィルターキット」という、レンズの背面に ND フィルターを装着するキットを導入してみた。
購入した型式、装着時の注意点、撮影時の変化についてお伝えしたい。
特に装着方法には気を付ける点があるため、購入予定の方には必ず読んで頂き、トラブルをさけてもらいたい。
Haida リアレンズ ND フィルターキット
現在、Sony GMaster レンズ FE14mm F1.8 に装着出来る Haida リアレンズ ND フィルターキットは、「For Sony FE12 – 24 F2.8/G」と書かれた12 – 24mm 用のものを購入することになる(代理店の HAKUBA さんに確認済み)。
海外ではすでに「For Sony FE14 F/1.8 G」と書かれた専用品が出ているようだが、日本市場ではまだ見当たらない 。
→ (現在はアマゾンなどで売られている模様)
Amazon や楽天では2万円強で販売されている。
しかし、1つだけどうしてもお伝えしておきたい注意点がある。
それは … Sony FE14 F/1.8 G に装着する場合、異なる手順を踏まなければならず、”裏取説” が存在するという事実(商品に同梱されていない)。
Sony Gmaster FE14mm F1.8 用取説
こちらがその裏取説。
なぜか商品に同梱されておらず、代理店に問い合わせて初めて知らされた。
ちなみに言うと、Sony Gmaster FE14mm F1.8 用に購入する旨を事前に伝え発注したが、こちらを知らされていなかったがために、通常通りネジ3点止めしようとして装着出来なかった。
レンズ側面部を若干痛めてしまい、代理店(HAKUBA)には不満が残るが、取りあえず使えているので良しとしよう。
装着について言うと、Sony 本体にもともと付いていたアダプターリングは簡単に外すことが出来た(ネジがしっかりしているため)。
しかし、逆に装着する Haida のアダプターリングは、リアに取り付けた際、アダプターのネジ穴と Sony レンズ側のネジ穴が完全には合っていなかった。
ネジもプラ系のちゃちぃ代物で、アダプターをレンズに固定するのに少し手間取ってしまった。
注意深く両側を仮止め、仮止めで調整していってなんとか装着出来たので、精密設計されていないのかもしれない。
とにかく上の裏取説にあるよう、「Sony Gmaster FE14mm F1.8 用の場合、アダプターリングへのネジ止めは、底面2点止め」ということを忘れずに。
実用性
ND フィルターは動画撮影や、長秒露光撮影等で特に役立つ代物だが、実際にその違いを比べてみた。
その様子を YouTube にアップしてみたので、それぞれのフィルターを装着して撮影した様子を見て頂きたい。
LINK【動画】Sony FE14mm F1.8 GM に Haida Rear Lens を付けてみた
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