兵庫県播州地域には、無料でキャンプが楽しめる素晴らしい場所が、以前は多数存在した。

しかし、ゴミ処理をしないなどの、マナーの悪い利用者の増加から、それらの多くが閉鎖となってしまった。

そんな中、無料で場所の提供を続けている素晴らしい公園が、加西市には存在する。

「古法華自然公園」だ。

コロナ禍でこの場所はどうなってしまったか、その現在をレポートする。

古法華自然公園は、北鉄「播磨下里」駅から徒歩でアクセス可能な、加西アルプスと呼ばれる善防山・笠松山の間に広がる公園だ。

公園内にはピクニックが楽しめる芝生のエリアや、バーベキュー＆キャンプ使用が可能なエリア、池、それらを囲む舗装された散歩道（車での侵入可能）がある。

皆さん目的に沿って、休日は遊んでらっしゃる人達で溢れる。

一点、キャンプに関しては許可申請をする必要があるので、古法華自然公園のホームページでネット申請しよう。

私が前回最後に訪れたのは、コロナ禍がまだ始まったばかりの２０２０年４月頃。

その時は、西側駐車場の裏手や、隣の芝生エリアでキャンプをする人を多数見かけた。

しかし、現在はコロナ関係なく、バーベキューやキャンプを目的としたアクティビティは禁止されているようだ。

思うに、これらのアウトドアアクティビティも第２〜３波でクラスターの要因であることが分かり、運営側が考慮したのだろう。

もしくはマナーを守らない人が増えたためか、いずれにせよ残念で仕方ない …

先ほども触れた通り、古法華自然公園は無料でキャンプが出来るエリアがある。

車を近くまで乗り付けられる駐車場があり、水洗のお手洗い、水道も使える有り難すぎる場所だ。

予約は公式ホームページで行い、キャンプを楽しみながら、子供達は隣の遊具エリアで遊んだり、キャンプサイト前の小川で川遊びも楽しむことが出来る。

エリアの様子は動画で確認していただけると雰囲気が掴めるだろう。

またキャンプ場から突き進んで、そのまま散歩をすることも出来るが、しばらく行くと左手に見えてくるのが、古法華池。

非常に大きな池で、波打ち際（？）までアプローチ可能なことから、釣りを楽しむ人も多い。

私は昔よくここでチェアを置き、読書をしながらうたた寝していた。大変気持ちの良い場所なのである。

古法華自然公園には、キャンプサイトや古法華池など、いくつかの穴場的スポットが存在するが、やはり有名なのが古法華の吊り橋。

途中、石彫アトリエ館で造られた石仏が立ち並ぶエリアを越え、お手洗いが見えてくるとその合図だ。

向かいの道を進みふと見上げると、崖と崖の間に吊り橋があるではないか！？

そう、こちらが有名な加西アルプス「善防山」と「笠松山」の縦走用に設けられた吊り橋だ。

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下を見ると足がガクガクする景色が見られ、高所が苦手なのに好奇心小学生レベルの私は、毎回渡らずにはいられない。

古法華自然公園へお越しの際は、是非お試しくだされ。

ちなみに吊り橋までは普通のスニーカーで問題なしだ。