年齢非公表のわたくし播州鬼散歩は、”永遠の11歳” を標榜するものの、実は30代後半のいわゆるミドルだ。
日々歩きまくって健康には自信を持つが、健康診断を10年以上受けていなかったので、この度受診してみた(受けるよう生命保険会社からプレッシャーを受けた)。
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その結果、胸部 X 線(レントゲン検査)で異常所見が!
「左上野結節様陰影がある。精密検査が必要」
らしい!
一応病院で CT を撮ってみたらなんと!?
結節陰影とは!?
まず、胸部 X 線(レントゲン)で見つかった、「結節陰影」とはなんぞや。
調べてみると、直径3cm 以下の円や楕円の形の影であることが分かった。
肺の組織ではない “腫瘤(しゅりゅう)=できもの” の可能性があるらしい。
しかし、私のかかりつけ医(循環器系)によれば、レントゲン写真は胸から背中までが1枚の写真になったもので、身体の中にある様々なものが重なって、影のように写ることはよくあるようだ。
ちなみに …
・良性の腫瘍
・肺結核
・肺真菌症
・非結核性抗酸菌症
などの病気でも、レントゲンに同様の影が見られるとネットに掲載があった。
「えっ、まじかよ」。
これが最初に吐いた言葉だった。
かかりつけ医へ
この時点で私の母はこれが「肺がん」と勝手に断定し、涙ぐんで私を見送る。
「まじかよ」。
我が家が普段お世話になるかかりつけ医の先生は、幸運にも循環器系を専門とする方で、
「もしかしたらこちらで全て分かるかも」
と、淡い期待を抱いて健康診断の結果を渡すが、そう甘くはなかった。
かかりつけ医のクリニックでも、出来ることと言えばレントゲン検査のみ。
より詳細な検査をするには、「低線量 CT 検診」をして、その検査結果を元にかかりつけ医の先生と今後について相談することになった。
そのまま低線量 CT 検診が受けられる病院の予約(&紹介状)までしていただく。
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低線量 CT 検診
予約して頂いた病院に行き、予約の旨を伝え紹介状を渡すと、問診票を書いてすぐに CT 検診へと誘導された。
ちなみに CT とは、肺を輪切り状に画像撮影し、肺の奥の小さながん検出なども行える精密検査だ。
日本人の死因トップは「がん」であるが、その中でも死者が最も多いのが私が母から勝手に宣告された「肺がん」だ。
それゆえに、早期発見することが重要で、胸部エックス線(レントゲン)のがん検出感度が約40%なのに対して、CT 検診では約94%なのだそうだ。
CT 検診の部屋へ通されると、特に着替えをしたりすることなく、手を上に挙げて検診マシーンの中へ入れられる。
ちなみに食事制限などもなく、検診自体も短時間で終了。
その場で CT 画像と検査結果を受け取り、翌日再びかかりつけ医の先生のもとへ行き、結果を診てもらうことに。
結果 …
一晩またぐのはちょっと嫌だったが、
「病気だったのしても早期発見出来て良かった」
というモチベーションに自分を洗脳し、検査結果を聞くことに。
「それじゃあ、結果から言うと … 何も問題ありませんでした」。
恐らくそうだろうと思ってはいたものの、やはり健康であることを伝えられると嬉しい、というかひと安心だ。
CT 検診を受けた病院から、かかりつけ医の先生へ電子データも送られていたようで、モニターで輪切りにされた肺を上から順に見ていって説明を受ける。
フォアグラみたいなフォルムをした肺を一通り見て、何も異常がないことを確認する。
ちなみに、胸部エックス線ではこういった “異常ありとされたけど、結果異常なし” ということはよくあるようで、健康診断をした側も “厳しめ” に異常判定を出すのが一般的のようだ。
しかし、やはり健康診断で異常ありの判定を受けた場合、追加検査はしておくべきだろう(じゃないと意味ないもんな)。
すごく気を揉んだ数日だったが、同じ思いをしている方もいるのではと思い、今回私の経験をシェアしてみた。
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